ななな...なんと!!
夢のAクラスにーっ♪

「すごい出世じゃないかーっっ!!」

「ちょ!!優依華
 何言ってんの!?
 こっちまで恥ずかしいし」

うれしさのあまり
高校の合格発表の時のように
喜んでしまった私は

周りの人たちの
変な子を見るような
変わった視線に...
やっと気がつきました...(泣)


「あ...ご、ごめん志歩!!
 きょ、教室行こー!?」


「う、うんうん!!」

少し慌てながらも
志歩を引き連れて
Aクラスの教室まで無事
たどり着いた私達は

自分の机を探した。

私の席は
真ん中の列の一番後ろだった。


志歩は1つ列を挟んだ
一番左の一番後ろだった。


「ちょっと離れちゃったねー。」

「ちょっと遠いかもね。」

なんて、話していると
担任と思われる先生が
教室に入ってきた。