『飛呂っ!ごめんね』

下駄箱にもたれて
退屈そうに携帯をいじっていた飛呂。


『もぉー、千穂遅いで!』

『・・ごめん、ね?』

『ん、言うてみただけ♪』

『・・飛呂?』

『んは、ごめんて(笑)』




飛呂とは友達みたいなノリだったから告白されたときは本当にビックリした。




『・・な、俺ん家寄ってく?』

智樹とあたしと飛呂の3人でよく一緒に遊んだのが飛呂の家だった。

懐かしくて行ってみたくなってしまった。



『・・んー、ちょっとお邪魔してもいい?』

『ん、全然ええで^^』