「カイっ」


「…あ?」


「私もっ…」


「えっ?」


「私も、カイと出会えて良かった…」


私の言葉に、カイは驚いた顔で少し照れていた。


夕日で顔が赤いのか、
照れて赤いのか


分かんない。


「ほら、帰るぞっ」


「うんっ」



夕日に染まる中、



私達は最後の帰り道を
歩いた―。






*ラブ×コントロール*

最後まで読んで下さった方、
ありがとうございました。