「っていうか、何してんの?カイ」
「あぁ~あった!」
「はっ?」
「それまでゲームしようぜっ?」
「はっ?またゲーム?っていうか、私ゲームできないよっ」
「大丈夫だって~俺が教えてやるからよっ」
「いや…そんな事教えてもらってもね…」
「いいからやるんだよっ、ほらっ、コントローラ持て!」
「え―っ!?」
といいつつも、何だかカイとこんな事出来るのは嬉しかったりして…。
と、その時。
カイが膝をついて私の前にコントローラを置くと、目が合ってしまう…。
カイは視線を離さず私を見てくる。
私はドキドキしてしまう。
「……それとも」
「えっ…?」
すると、カイの顔が近づいてきて
また…不意打ちにキスをされた。
「……っ」
キス……久しぶりだったかも。