そう言った水内くんは、少し申し訳なさそうな顔で笑顔を浮かべた。


「だから、誤解も何も私達は…」


「…そう?じゃあお世話になろうかな?」


「うん」


そう答えると、私達は教室に向かって歩いた。


…いいんだよね?これで。


そして放課後になり、私は何となく覚えた水内くんの家に先に向かった。


そして中に入り、るりちゃんとまりちゃんに久々に会った。


二人は最初驚いてたけど、すぐに喜んで受け入れてくれて、水内くんが作ったという夕飯を温めてるりちゃん達に食べさせた。


その後、しばらく遊び相手になって疲れてソファに座っていると、るりちゃん達も眠っていた。


二人を部屋に運んで寝つかせると、呼び鈴がなった。


ピンポーン


「えっ?どうしよう…」


でも居留守もいけないよね?


仕方なく私は玄関に出る事に。