「“それなら、最後のスライダーもうちょっとキレが良かったのに”って~?」 「そう!さすが一平分かってるな~」 「アホか!キレが甘くて打たれたの咲原のせいに繋げるなっ」 そう言って一平はカイの頭を叩いた。 「いってぇ~バカ力がっ!」 「うっせぇ~部室行くぞっ」 そうして、カイは一平に引っ張られ部室に向かった。 ーー