「あ…こんにちはっ、妹のるりです」


「まりですっ」


かっ…可愛い~!!


2人は揃って私に挨拶をしてきた、あまりの可愛さに私は二人をギュッとしたくなるのを抑える。


「るりちゃん、まりちゃんこんにちはっ、お兄ちゃんのクラスメートの咲原宇美です、今日はお姉ちゃんが頑張ってカレー作るからねっ」


「やったぁ~ありがとうお姉ちゃんっ」


すると、小5のるりちゃんが私と水内くんを見て、


「お姉ちゃんはお兄ちゃんの彼女ですか?」


「えっ!?」


子供の無邪気な質問に私は照れてしまう。


すると水内くんが、るりちゃんの頭をなでながら口を開く。


「るり、残念だけどお姉ちゃんはまだお兄ちゃんの彼女じゃないんだ、でもとても優しいお姉ちゃんだからしっかり言うこと聞くんだよ?」


「分かったぁ~」


「まりも、分かったぁ~」