まもなく長野駅というアナウンスが聞こえ、ドアまで行く。
唯月くんはもう着いていて、ボーダーのTシャツを着ているとメッセージが届いていた。
ボーダー、ボーダー……あ、あの人かな?
改札まで行くと目印にしていた白と濃紺のボーダーを着ている人が見えて、顔を見るとその人と目が合った。
あ、唯月くんだ!
唯月くんも私だと気付いたみたいで、微かに目を細めて手を軽く挙げた。私は胸の辺りで小さく振り返した。
切符を通して、改札の外に出ると唯月くんがすぐそばまで来てくれた。
「おはよう」
「うん、おはよう」
挨拶したあとは、お互い照れてしまって、言葉が続かない。
どうしよう。想像以上にかっこよくて、直視出来ない。
「とりあえず、えっと、カフェに入ろうか? 駅ビルの中にあるのでいい?」
「うん、いいよ」
唯月くんは場所を事前に調べてくれていて、「こっち」とリードしてくれる。何も調べて来なかった私にとっては頼もしい限りだ。
唯月くんはもう着いていて、ボーダーのTシャツを着ているとメッセージが届いていた。
ボーダー、ボーダー……あ、あの人かな?
改札まで行くと目印にしていた白と濃紺のボーダーを着ている人が見えて、顔を見るとその人と目が合った。
あ、唯月くんだ!
唯月くんも私だと気付いたみたいで、微かに目を細めて手を軽く挙げた。私は胸の辺りで小さく振り返した。
切符を通して、改札の外に出ると唯月くんがすぐそばまで来てくれた。
「おはよう」
「うん、おはよう」
挨拶したあとは、お互い照れてしまって、言葉が続かない。
どうしよう。想像以上にかっこよくて、直視出来ない。
「とりあえず、えっと、カフェに入ろうか? 駅ビルの中にあるのでいい?」
「うん、いいよ」
唯月くんは場所を事前に調べてくれていて、「こっち」とリードしてくれる。何も調べて来なかった私にとっては頼もしい限りだ。