ここのバイトはストレスは溜まるがお金は貯まらない。時給800ギラ。だが、俺は時給400ギガ。

1度は、文句も言ってみたが、雇ってやってるだけ有難いと思え!と怒られた。

ほんとに人間には厳しい世界だ。
マリスは時給800ギガ。
クソ!アイツより俺のが働いているのに!!




俺とマリスはよく喧嘩をする。
マリスは俺が頑張って貯めたお金をクレーンゲームに使ってくるのだ。

「なぁ、マリスさん。貴方は何の神ですか?クレーンゲームの神か?それとも貧乏神か?」

「し、失礼ね、カズキさん。貴方みたいな人間とは違ってちゃんと名前があるのよ?」

「はやく言えよ、貧乏神!」

「ひどいわ!カズキさん!私はお酒の神よ!どんなお酒でも美味しくすることが出来るのよ!凄いでしょ?」

は?呆れて何も言えなかった。
俺は唯一の友達の神様がお酒の神だと知ってマリスをもっと嫌いになった。