樹里は相変わらずで何よりね


「すばるくんのお父さんたちはどんな人?」

「俺は姉貴しか家族いねーから」

『それじゃあお姉さまはどんなお方なのかしら?』

「ん?なんつーかヤンキー?」

ヤンキー?


なんだか想像がついてくるわね


『昴と似ているの?』

「俺的には似てねーと思うけど姉貴は似てるっていうな」



ふふっ仲が良いのね


姫もこの中にいたらきっと楽しそうに笑っているわね


ふふっあの子ならこう言いそうじゃない?

「私達の方が似ているわ!」

って

まぁ双子なんだから当たり前だけど

って突っ込むのが私ね!


姫はもう来世に突入したのかしら?

だったら会いたいわね

来世の姫に


たとえ私を忘れていても最後にちゃんとお礼を言いたい


ありがとうって


それから貴方がいなかったら寂しいって


いろいろ伝えたい


だから私はあなたを探し続けるよ

何年かかったって私じゃなくなっても伝えるまで追いかけて見せるわ

姫覚悟しておいてよね!


ってまるで恋人見たいね

『ふふっ』

「?どーしたの?不思議度アップアップ!」

『んーん何でもなーい!』


ガチャ


「ごめん!遅くなった!」

『美幸!』


「いいのよぉ〜さっ!始めましょー夢パーティーの始まり始まりー!」