「てかさ!お前ん家の近くに飲み屋できたんだよ!
そこの受付の姉ちゃんが超可愛くてさ〜
凛も橘さんも行ってみない?」

「えっ、飲み屋?私たち高校生だけど…」

「あーそこらへんなら大丈夫大丈夫!
俺の知り合いがやってる店だから
ちょっとは融通きくはずだしさ、ねっ!」

「ちょっと行ってみようか
人混みにずっといるのも嫌だし。橘さんいいかな?」

「えっと…」

「大丈夫だよ。なんかあったら守るから
てか、僕のそばにずっといれば大丈夫だから」

「うん…わかった」


どうしよう、わかったとは言ったけど
いきなり飲み屋だなんて
てかどんな場所かもわからないのに…
まさか怪しい店?じゃないよね?
ここは伊藤君を信じよう…