「明日の準備あるし、もう帰るな。」


俺は荷物を持って立とうとすると





「えー!もうちょっとだけ!!」


あと10分!って言って
綾は顔の前で手を合わせた。





「…しょうがないな。」




やっぱり俺は綾に甘いらしい。