咲子は「大丈夫?ひどいなひとりで歌えなんて…」
この言葉を聞いたとたん涙がでてきた。咲子はそんな私をなだめてくれた。
しばらくして担任の先生がやってきた。咲子が言ってくれたらしい。
「かわいそうに…ひとりで歌えって言われたんか?声が小さいからってひどいな…まぁそんな泣くな…なっ?」と言ってくれた。
担任の先生が大好きな私は泣いてる姿を見られるのが恥ずかしかった。
でも慰めてもらって良かった。
男子はその後怒られていらだっている様子だった。
しかもその男子の中には海くんがいた。それから嫌いになってしまった。
何もかもが嫌になった。