空耳だよね?うん。 鍵は閉めて行ったし 今だって鍵開けて入ったし。 だけど、いつもお迎えに来てくれる 愛猫の鈴が来ない。 私は玄関に置いてある 防犯グッズのバットを持って 恐る恐るリビングへ向かう。 空耳空耳、きっと空耳。 リビングへ入ると ソファでくつろいでる男の人と 愛猫の鈴が寝ていた。 何してんだ、こいつら。