「あ、もちろん友達として。」 きっぱりすっぱり。 「おい、7回目だぞ!」 「記録更新だねっ☆」 「いらねーよこんな記録!」 その声が空に響いた。 玲は私に一目惚れしたとかで、 中学の時から毎年告白してくる。 今年は2回…ううん、今ので3回目よ。 「もう諦めなよ〜」 優しく吹いた風が頬を撫でて髪を梳く。 「いや俺は諦めねー!!」