「ちょっと待っとってなぁ
俺、資料とか持ってくるから!
あ…、先食べよってもかまへんで!」


少し、関西弁の交じる話し方と
自分のことを俺と呼ぶ先生に

もうキュン死する…!!



「ふふっ、優愛ってば相当
先生の事好きなんだね。」


先生が資料を取りに出たあと
みぃちゃんが言った


「へっ?!い、いや別にっ!
うぅ〜っ///もう!!!」


恥ずかしくなって
卵焼きを頬張った


「いいなぁ、2人はいい感じで…。」


みぃちゃんが小さく呟いたのを
私は聞き逃さなかった


「ねぇ、みぃちゃん。
無理にとは言わないけど、でもね
なんでも話して欲しいな。
どんな事でもみぃちゃんと共有したい。」


そう言うとみぃちゃんは


「バレてたか(笑)」

と、いつもの笑顔で笑った


「うちね、一樹が好きなんだ。
もうずっと前から、片想いしてるの。」


やっぱり。としか思わなかった


「だからちょっとだけ先生と
優愛が羨ましいんだぁ。
先生は、優愛にデレデレだしさ(笑)」