「ねぇ、みぃちゃん。
あのさ、書道部の体験行かない??」


教室への帰り、私は遠慮がちに
そう聞いてみた。


「書道部??確か、弥月先生の?」


「うん、さっき授業の時に
誘われたんだぁ。でも、1人じゃ
緊張しちゃって(笑)」


まさか、こんな展開になるとは
私も予想してなかったんだけどね(笑)


「ん〜、いんじゃない?」


は…?え、まじすか?


「え、いいの?!」


予想外過ぎて、何も言えない(笑)


「うん、面白そうじゃんっ?
それに、新しい事を始めれるって
早々ないチャンスだし!!やろう?!」


やっぱりみぃちゃんはみぃちゃんだ


「うん!あ、じゃあお昼に書道室ね!
先生が、お昼にお弁当持っておいでって!」


ほほーん

そう言ってニヤニヤするみぃちゃん


「え、なに??」


嫌な予感しかしないよっ!!!!


「なぁーんかいい感じなのね?
弥月先生とっ!見てて思ったけどさ
もしかして優愛ってば、先生の事…」


「みぃちゃんっ!!!
や、やめてよっ!別にそ、そんなんじゃっ///」


あ、墓穴掘った。

そう気づいた時には遅かった(-_-;)