桂都side



「分かりましたっ!
じゃあお昼にまた!友達と来ますねっ!」



ふわっと柔らかく笑った彼女は

一目惚れした、相川優愛



あー、もう。くそっ。

なんでこんな可愛いんだぁぁぁぁ!!!


心のなかで悶えてる俺(笑)



でも、部にも誘えたし

1歩前進かな?(笑)



それにしても、なんでこんな可愛い?

いや、もう天使なのか?


180cmの俺から、多分

普通に歩いてても気づかないくらい

小柄な優愛さん。


一体身長何センチだ、おい。



そんな事を考えてると




キーンコーンカーンコーン



チャイムが鳴り響いた




「おーしっ!今日はこれで終わりな!
次回までに、しっかり覚えてこいよ!」



ザワザワとし始める教室から

生徒が我先にと廊下へ出て行く


その中に、優愛さんが

他の生徒に押されながら歩いてる



ほんと、可愛い。



跳ね返されて、ショボンとする彼女の顔が

いつにも増して可愛い。



だめだ、俺重症だわ(笑)





そう思って微笑んでると


彼女と目が合った



にこっ ペコリ



そんな音が付きそうな行動をする



俺も、微笑み返す









はぁぁぁぁぁぁ、可愛い。