「覚えてくれてたんですか?
ありがとうございますっ。」


照れ笑いをする私に先生は


「綺麗に書くんだな。
書道には、人の性格や心が現れる。
なぁ、優愛さん。書道部に入らないか?」


は…?しょ、書道部ぅぅぅぅ?!


「水曜日は、俺が京都に行くから
部活はないんやけど。
水曜日以外ならほぼ毎日やってるから
よかったら、体験でも来てみなよ。な?」



優しく微笑みそう言う先生に私は


「そうなんですね、お誘いありがとうございます。少しだけ、書道の経験はあるんですけど
初心者も同然ですよ?(笑)」


ふふっ と笑ってみせると先生は


「全然、むしろ大歓迎だよ優愛さんなら。
あ、友達を誘ってみてもいいよ。
人数が多い方が、楽しいしな!」


ニカッと悪戯っぽく笑った顔

すごく可愛いなぁ。


「ありがとうございますっ!
あ、じゃあ友達誘ってみます!
いつがいいですか??」


我ながら、よく会話出来てる方だ。

そう、感心する(笑)



「んー。そうやなぁ、今日のお昼休憩に
お弁当持っておいで?
俺、ここで待っとるから!」


一緒に食べるの?!?!

急展開過ぎて付いてけない、、、


「分かりましたっ!
じゃあお昼にまた!友達と来ますねっ!」