私は目に涙をため、今出る限りの声を振り絞って叫んだ

「助けて!里奈、美月君!!!!!」


そういうと、二人は私を立たせてくれた

まさか美男美女の頂点、生徒会長と副生徒会長がでてくるなんて思わなかったのだろう

「あ、あの。これは、その、」


今にも泣きそうな顔をして、クラスの皆は私に頭を下げた

「「「「ごめんなさい」」」」


その変わりように里奈がひどく苛ついた顔をした