「…どこに座ってたとか、わかんねぇ?」

今まで黙っていた隼人がクチを開いた


あ、それなら覚えてるぞ


「…ドア付近」

「それだけ?」

「柱あった」


「あー、Aクラスだ」

奏多の言ったことに頷く隼人


Aクラス…当たりだ



「カズさん、見つけた…」