キーンコーンカーンコーン
5時間目のチャイムがなる。
「総務部がいい人......」
先生がじゅんじゅんに専門部名を言い、手を挙げさせる。

和奈は総務部になった。
(私が総務部か〜....書記がしたいな〜!!)


「専門部内で、自己紹介をしてください。」
先生の言葉に全員が返事をし、自己紹介を始める。
「あ、えっと、私からしようかな?上鶴和奈です!よろしくね!!」
和奈につられて、1人1人自己紹介をしていく
「じゃあ、次私!!山崎桃です!!」
「原優惟人です。」
「柴田輝です。」
(優惟人くん!?同じクラスだったんだ........)
「柴田くんと山崎さん、それに優惟人くんね!!」
「「ぅえっ!?なんでお前が(いるの?)いんだよ!?」」
優惟人と輝が同じような反応をする。
「山崎さんが二階にいたら壊れちゃうよ!!」
「優惟人くんも柴田くんもうるさい。」
ふたりを同時に黙らせる和奈。
男子2人はびっくりしたように、和奈を見ていた。