「ふッ……あ〜、うまい」



風呂上がりの炭酸はどうして
こんなにも美味しいのか。



作った人は素晴らしいな。



まあ、あのあと、何とか女子を
なだめて奴は遠い遠い親戚、
ということにした。


多分2度と会うことはなかろう。


会いたくもない。




まあ、そんな事があってか
スマホの履歴を見てしまう。


彼、ウジ虫の謎の番号と
奴の関係性はとてつもなく気になる。



それほど闇を抱えた人物なのか?


はたまた、実は芸能人だとか?


まさか。んなわけあってたまるか。



だなんて、期待も捨てて
早く寝てしまおう。


助っ人もあるんだから
身体を休めないと。


と、髪を乾かしに行こうとした直後、



♪〜…♪〜…



着信が。