「だってそうじゃない?次は違う人と違う人生を生きてみたいって少なからず願うと思うんだ」



『本当に君は素直過ぎるよ』



「そう?…僕は、僕は願うよ」



『違う人と違う人生を?』



クロは寄りかかった体をゆっくりと離して、シロの目の前に座った



「ううん。また君と、また…同じ人生をって。」