「なんで逃げてたの?」




いろはにも聞かれるか〜。




「あ、いや、なんて理由はないんだけど!」




「ふーん。なにもない顔はしてないけど?」




「もう…これは白状するべき…?」




「もちろん。それしか道はないぞー!」




「んー、じゃあ、日和莉も来てから。」




「約束!」




結局、日和莉はチャイムがなるギリギリに来たため、話は昼休みにすることに。




〜 キ-ン コ-ン カ-ン コ-ン 〜




げ。




昼休みを告げるチャイムがついになった。




逃げる…?どうする?




言うべき?




でもなんで言おう。





好きな人ができたって…?




「んふふ〜。留優果ちゃ〜ん?逃がさないからね〜?」




「さて、聞かせてもらおうか〜?」




そう言いながらいろはと日和莉は私のところに来た。