アイス屋さんに着いた私たちはそれぞれ注文をして近くに空いてる席に座った。
「なんで、私なんかとアイスを?」
「なーんとなく、食べたくなったんだよ。わりいか?」
「いや、そんなことはないけど…」
「そ、その、る、うかはアイス好きなのか?」
「うん、だっっいすき。」
「そっか。なんか似てんな。あいつと。」
「え…?」
「あ、ごめん、なんでもねえ。」
「栞、音、さんだっけ…?」
「、、、は?なんで知ってんの?」
「あ、いや今日帰りに愁汰くんに会って、蒼翔のこと聞いてきたから。それで栞音さんのこと言ってた。」
「あいつ…余計なこと。」
「あ、あの、ごめん。なんか。」
「べつに。」
「あの…嫌じゃなければ、話、聞かせて。」