部屋に戻って、部屋着に着替えて、ベッドにダイブした。




「眠い…」




ケーキも食べてお腹もいっぱいだった私はそのまま眠ってしまった。




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〜 ♪ ピロ ピロ ♪ 〜




びくっっ!!!




携帯の着信音にびっくりして目覚めた私は携帯を見た。




時間を見ると8時半を表示している。




着信のところの名前をみると…




≪ 七瀬 蒼翔 ≫




「えっ?!待って!ま、間違え電話…?」




そう思いつつも恐る恐る電話に出た。




「も、もしもし…?」




「寝てたのか?声寝ぼけてんぞ。」




「あ、いや、その!」




「寝てたなら起こして悪い。」




「あ、全然大丈夫ですけど…。」



「あのさ、今、出てこれる?」




「え…?」




「下。いるんだけどさ。」




「はい…?!」




「まずいか?」




「いえ、家は誰もいないので大丈夫ですけど。何でですか…?」




「とりあえず来いよ〜」




そう言って蒼翔は一方的に電話を切った。




私は急いで上着を羽織って、下に降りた。