「おい、ちょっと待った!お前、なんで普通に留優果と喋ってんだ?ましてや、運命?ふざけんなー!」
横から奏多の怒りの声が。
「俺ら友達だもんっ!なー、留優果ちゃん!」
「は、はい。」
友達っていうのかな??
「お前の女癖の悪さ、どうにかしろ。」
蓮くんは愁汰くんに不満を言った。
蓮くん、愁汰くんとぜんっぜん違うな、見かけは同じでも。
「ぜんっぜん悪くねえ!仲良しこよしなだけだしー!」
「留優果、双子なのに全然違うって思ってんだろ。愁汰は蓮になんでも能力吸い取られてっからな(笑)」
奏多はそう言って愁汰くんを見た。
「聞こえてます!ひでーな!」
さすがの愁汰くんも不機嫌の模様。