「留優果〜。帰るぞ〜?」
「あ!うん!」
それから少しして気になった本を読んだらしていると、ミーティングを終えた奏多が迎えにきた。
「なーに、読んでんの?」
「英語のね、本。」
「留優果、英語得意だもんな。」
「そんなことないよ、好きなだけ!」
「好きこそものの上手なれ!だな!」
「そうなのかな(笑)」
「さあ!帰ろうぜ!」
「うん!」
そうして私たちは帰ることにした。
「俺、腹減った。モスでも寄ってかね?」
「うん、いいよ!寄ろうか。」
そう言って私たちはモスに寄った。
私は期間限定のケーキで奏多は相当お腹が空いていたのか、テリヤキバーガーのセットを頼んだ。
「ちょ、俺にも少し食わせて!」
そう言って奏多はわたしが食べようとしたケーキを横取りした。
「あー!!!」
「取られるほーが悪いんだよー。」
「さいってい、、、」
「すぐ拗ねる。そんな拗ねんなよ。今度アイスおごってやるから!」
「ほんと?!だいすき、奏多!」