昼休み.ふたたび
男子トイレの前を見ると。

さっきと同じように
さっきと同じメンバーで
話に盛り上がっていた。

前を通るだけでも
緊張する―……//

でも頑張って顔を見た。

――…カ.カカ...
カっこいい‥…‥・//

その後意識が
ふわふわしていたが
莉花の声で
現実に戻った。

「三島のアド.いる??」

「アドかあ‥。
ううんっ要らない‥;」

向こうは私の事何て
知らないだろうし。
メールしてもきっと
何通かで終わっちゃうよね;

そんな思いが
先走ってか.
私はアドを貰うのを
拒否していた。