『え、えぇ!?何がどうなって!!??』


「話は後で説明するから口閉じててー!」


「舌噛んじゃうからねぇ〜♪」


この人達、足速過ぎる!!


止まる事も出来ない私は、
言われた通りに口を閉じて足を動かした。


「はい、到着!!」


「ふぅ〜♪
スイーツドカ食いした後の運動は良いねぇ♪♪」


息一つ乱していない彼女達に対し、


『ゼー…ゼー……ゴホ!…ハー…ハー………。』


乱しまくりで必死に息を整えていた。


「あれ、速過ぎたみたいね。
家がそこだから冷たい飲み物でも飲んでって!」


「そーしよそーしよぉ♪」


『え、えぇ?』


有無を言わせず私の買い物袋も取られて、
強引に連れ込まれた。