紫苑side


ようやく状況を把握したのか顔が真っ赤になる。


『な、ななななぁーーーーー//////////』


【寝てる奴に手を出す程飢えてねぇよ。】


『あ、当たり前でしょーがぁ!!!!』


ボフッ!


赤い顔で枕を振り回す姿を見て
少しだけ嬉しく思う。

少しは男として意識してくれてんだな…。

お前の中から『朱雀』の
アイツとの思い出が書き換えられたら良いのに。

それが出来たならどんなに楽だろーな。


紫苑sideEND