「まぁ、そこまで正確に分からないけどね♪」


『凄い特技持ってんのね。』


「…んー…どうなんだろね?」


その時、捺央の表情が少しだけ悲しそうに見えた。


「おい、紫苑!酒がねぇーじゃねーか!!!」


「こらこらこらぁー!
俺ら未成年なのに何を頼んでの!!

朱音さんに言い付けちゃうぞ〜?」


ほんの一瞬だったけど、
何も無かったかの様に黒鉄とジャれ合っていた。