ポンッ!


『子供じゃないんだから/////』


頭に手を置かれて撫でられる。


【居れば良い。
ここが信歩の居場所だ。】


紫苑はいつも私が欲しい言葉をくれる。

優しく包み込んでくれる。


パァン!


「おぉ〜♪フィナーレっぽいね??」


思いがけない再会だったけど、
私にとって一歩踏み出した日になった気がする。

忘れない様に夜空に咲く花を脳裏に焼き付けた。