「…なんだよ、アイツら。」


『朱雀』の姿は人混みのせいで
呆気なく見えなくなった。


「完璧に信歩は裏切り者扱いって感じ。」


「信歩と紫苑を探しましょう。
捺央、どうしたんですか?」


「え、あ…ううん。」


"お前らも大変な奴を引き入れたな。"

"精々、気を付けるんだな。"


「なんでもない、二人を探しに行こう!」


先ずは信歩を優先すべきだと考え、
二人を探した向かった。


捺央sideEND