!!!






「えええっ!?杏莉!?」





「やっぱり杏莉だったのか。」






そう言って梨央と琴音も仮面を外した。





「やっぱり梨央と琴音だったね。知っていたよ。じゃないと助けてなかったからね。この前の計画ノートは、怪盗ジュエルダブルの計画ノートだったよね。」






「杏莉は、何でジュエルを盗むの?」






「えっ・・・ああ、お母さんから注目してもらうためだよ。だって3年も会ってないの。だからこの仮面を見てもらって私だって知ってほしいの。」






「そうなのか・・・私も同じだよ。お母さんが離婚してどこに行ったか分からないから注目を集めて見てもらおうと思って・・・」






「そうなの・・・琴音は?」






「あ、えっと・・・梨央の手伝いだよ。」





「そうなの。」




「琴音がいて助かったよ。だって一人では、分からないことが分かるし・・・」





「ありがとう!」





「ねえ、梨央と琴音助けてあげたから一緒のチームにならない?怪盗ジュエルダブル&ダイヤって・・・だめかな?」





「どうする梨央。私は、いいけど・・・」





「・・・うん。いいよ。琴音がいいなら。」





「ホント?やったー。ありがとう。梨央、琴音。」





杏莉は、とてもうれしそうだった。





「指輪どうする?」




「杏莉は、どうした?この前の盗んだジュエル。」





「ああ、あのジュエルは近くのジュエルショップに落ちていたことにしてこっそり置いてきた。」






「うん。いいね。この辺に置いちゃう?」





「ダメだよ。ここはダメだ。そうだな・・・あそこだ。」





そう言って近くの公園にあるとても大きな木の根元に置いた。






「これでよし。」





「ここなら、見つけてもらえるよね・・・」