私は何事もなかったかのようにしている咲に話しかけてみた

「ねぇ、さっきの斗真君の話し嘘っぽくなかった?」

「嘘だね、ありゃ。まぁ、踏み込んじゃいけないところまで踏み込むのも悪いしね、敢えてスルーしたわ」



あ、咲気づいてたんだね

その後も電車時間まで私たちはブラブラした
歩きすぎて疲れたのか咲は電車の中で爆睡していた

そして電車が駅につき、私と咲もそれぞれ分かれた