席が前後と言うこともあって、私と斗真君は一ヶ月でとても仲良くなっていた

「うーん、まぁそんなところかな」

当たったと斗真君は喜んでいた

そして、チャイムが鳴り次の授業が始まった

授業は先生が問題を一人で解き一人で説明するというなんとも暇な時間だった

クーラーの涼しさに眠っている生徒もいれば、咲なんて違う教科の予習をしていた