「っと、もうこんな時間か」
梓くんは、時計を見てそう言う。
時計を見てみると午後9時を指していた
梓くんは、俺そろそろ帰るわ。
と、言う

「じゃあ、送るよ!」

そう言うと、聡さんや、梓くんにまでダメと拒否された

「おま、仮にも女の子だぞ?夜道1人で歩かせられねぇよ」
と、梓くんが言った。
すると、聡さんは

「じゃあ、僕が送ろうか」
と、言う
梓くんは、結構です。1人で帰れます
とだけ言う

「じゃあじゃあ!二人で送るよ!ならいいでしょ?聡さん、いいですか?」

聡さんは、もちろんだよ。と言ってくれた

梓くんもそれなら…と承諾してくれた

聡さんは、カーディガンをとってくる!と言って部屋に戻った

「良かったな」
と梓くんがポツリと言う

「何が?」

「お前バカなの?」

「聡さんって人と帰り二人っきりになれるだろ?」

あぁ、そっか!二人っきり…
梓くんがいないから、二人っきりに…

「ふ、二人っきりぃ!?」

「顔真っ赤だぞ」
梓くんは、私の顔を指さしてクスリと笑う

その時、聡さんが階段から降りてきた

「どうしたの?」

私と梓くんはなんでもないです。と同時に言う。

「そう?それじゃあ行こうか」