俺は、なんで頼み込んでまでコイツの恋愛相談なんて、受けようとしてんだ?
最初は面白半分で、話しかけた。
別に真希に頼まれてもないのに、おかしいな。
俺、コイツの恋愛話、そんなに気になってたのかな?
「じゃ、言うよ?」
と、喋りだす。
話を聞いた限り、年上の男に恋をしてて、女として見られてないから、見てほしい。
できれば付き合いたい。と、こんなとこか。
「あー、綾音・・・でいいんだよな?」
綾音は、コクリと頷いた。
「俺は綾音が好きなやつのこと知らねぇからさ?そいつのこと話してくれよ」
そう言うと、綾音はパァっと顔をあからさまに明るくさせて、話し始めた。
「あのね、あのね!聡さんはね!」
聡さん・・・ね。
綾音は、つらつらと聡さんとやらのいいところ恰好いい所を次々と上げていく。
──チク・・・。
ん?なんだ?胸が痛い?
綾音が笑って聡さんって人の事を話してると。
胸が痛い?
なんでだ?
すると、綾音は、きーてるのー!?と身を乗り出してきた。
「きーてる、きーてるから。」
「もう!んとね、それでねー?」
また、笑顔で話し始める。
もうそれからは話は入ってこなかった。
自分の胸の痛みで頭はいっぱいだった。
いや、今そんなことはどうでもいい!!
そうだ、何か別のことを考えよう!
別のこと・・・別のこと・・・
あ、そういえば、真希、コイツの笑顔が可愛いって言ってたっけな?
ん?まぁ確かに・・・?
「笑顔は可愛いな」
「え?」
「あっ、いや。」
な、何言ってんだ俺!!可愛いって思ってはいたけど!なんで声に出してる!?
「ち、違うからな!真希が笑顔が可愛いって言ってたなって話!」
「え?あっあぁ!昨日ね!」
「そ、そうだ!」
よ、良かった。ご、誤魔化せた・・・?
は?なんで俺こんな必死に誤魔化してんだよ?
意味わかんねぇ。
「俺自分のクラス帰るわ。」
っっ!なんだってんだよ!!
最初は面白半分で、話しかけた。
別に真希に頼まれてもないのに、おかしいな。
俺、コイツの恋愛話、そんなに気になってたのかな?
「じゃ、言うよ?」
と、喋りだす。
話を聞いた限り、年上の男に恋をしてて、女として見られてないから、見てほしい。
できれば付き合いたい。と、こんなとこか。
「あー、綾音・・・でいいんだよな?」
綾音は、コクリと頷いた。
「俺は綾音が好きなやつのこと知らねぇからさ?そいつのこと話してくれよ」
そう言うと、綾音はパァっと顔をあからさまに明るくさせて、話し始めた。
「あのね、あのね!聡さんはね!」
聡さん・・・ね。
綾音は、つらつらと聡さんとやらのいいところ恰好いい所を次々と上げていく。
──チク・・・。
ん?なんだ?胸が痛い?
綾音が笑って聡さんって人の事を話してると。
胸が痛い?
なんでだ?
すると、綾音は、きーてるのー!?と身を乗り出してきた。
「きーてる、きーてるから。」
「もう!んとね、それでねー?」
また、笑顔で話し始める。
もうそれからは話は入ってこなかった。
自分の胸の痛みで頭はいっぱいだった。
いや、今そんなことはどうでもいい!!
そうだ、何か別のことを考えよう!
別のこと・・・別のこと・・・
あ、そういえば、真希、コイツの笑顔が可愛いって言ってたっけな?
ん?まぁ確かに・・・?
「笑顔は可愛いな」
「え?」
「あっ、いや。」
な、何言ってんだ俺!!可愛いって思ってはいたけど!なんで声に出してる!?
「ち、違うからな!真希が笑顔が可愛いって言ってたなって話!」
「え?あっあぁ!昨日ね!」
「そ、そうだ!」
よ、良かった。ご、誤魔化せた・・・?
は?なんで俺こんな必死に誤魔化してんだよ?
意味わかんねぇ。
「俺自分のクラス帰るわ。」
っっ!なんだってんだよ!!