詩織side


私は歌奈斗以外に心を開いてこなかった。
親も信じることができなかった。

今の、私の唯一無二の親友。
歌奈斗。
あの子がいたから
今の私がいる。
そういっても過言でないと思う。

それくらい、彼女は私の中の大切な人なんだ。