自分が将来、世界を救う存在になるということは知っているし、その役の重みもお母さんの話を聞いてそれなりには理解しているつもり。
が、それでもそんなおとぎ話のような話、きっとずっとずーっと先の話に思えて私にはあまり当事者意識はない。
少なくともその話は〝 今〟の私には全く関係のない話に聞こえてならないのだ。
「「はぁー」」
私の態度を見て怜桜と悠は二人合わせて大きな、それはそれは大きなため息をつく。
ど、どした?
私、か?
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