「いつもと違うな」





「.........まぁね。体育祭だしね」








無表情のままそう言い、私の髪先で遊び始める怜桜にどーしていいかわからずそれを許す私。







確かに今日は体育祭なので私の長い髪は邪魔になるということもあり、ポニーテールにしている。




が、だからどーしたのよ。








「こっちもいいんじゃね?」






チュッ






「へ?」