「.........っ」








百花の方へ歩くことを一瞬戸惑った。





彼らは違うから。



人間じゃない。



魔法使いとして世界を支配しようとしてるから。






それでもそこには私の大切な人がたくさんいる。






私の手で未来を切り開け。







「アルバーロ様。私も楓おばあちゃんと同じですよ」






この世界を愛しています。




アルバーロ様にだけ聞こえるように囁くと私は玲桜たちの方へ歩き出した。