「そうか、久しぶりだな、ユリウス」 「あぁ、そうだな、アルバーロ」 「「.........っ!!?」」 落ち着いた様子で挨拶を交わすアルバーロ様といつの間にかコタの後ろにいた理事長に私とコタはただただ驚く。 今、一瞬で何が起きた。 そこには理事長はいなかったはずなのに。 「「紗久っ!!!」」 「れ、玲桜、悠っ」 そして理事長の後ろから現れたのは玲桜と悠。