「ノエル!!」 「はぁ......はぁ......っ」 次に焦ってノエルを見た時には、魔法をモロに受けたノエルが、息は虫のように、口からは血、目からは光を失った状態で力なく倒れていた。 圧倒的な力の差。 不利すぎる絶望的な状況。 これが百花繚乱と肩を並べる組織、heartの力。