バチンッ






炎は消滅しながらもほんの少し光の魔法の軌道を変える。






「.........くっ」





それにより私は何とか光の魔法を避けることができた。






「紗久...、何が起きているかよくわからないが、ヤバいことだけはわかったぞ」






私の隣で肩で息をしながらも険しい顔になるノエル。





臨戦状態というやつだ。