「.........っ」






いつの間に現れたのか。



魔法の気配すら感じ取れなかった得体の知れない2人の存在に違和感を覚える。





この2人、年齢が近い割に見たことないし、何よりここの制服じゃない。






しかもあの白のスーツ、この間の定例会議で薄らとだが見た覚えがあった。







「......ノエル、逃げるよ」





「え」






状況をあまり理解しきれていないノエルに美少年2人組には聞こえないように小声で声をかける。