気づいた時にはもうそこにいた。 「はぁーい。お姫様♪」 突然私たちの目の前に現れた美少年の1人が微笑みながらあの中性的な声で話かける。 私たちの前に突然現れたのは2人の美少年。 1人は中性的な顔立ちをしており、女性にも男性にも取れる美しい人。 そしてもう1人もこれまた美しく、幼さが残る顔立ちをしていた。 2人とも白のスーツに身を包み、年齢は私と同じくらいに見える。