「私は地獄へ行ってたくさんの命を助けるよ。全部全部平和解決して、清華魔法学園のやり方だって変えて、誰も地獄なんて見ないようにする」






その瞳には力強い光。



俺たちが、俺が求めていた光。






微笑む紗久はとても綺麗だった。







「クククッ、アハハハッ!!どこから来るのその自信!!?今だって満足に魔法が使えないくせにさ!!そんな生半可な気持ちで仕事になんて行ったら死ぬよ!!?」






おかしくておかしくて。



俺は心の奥底から笑った。